サーフ・アンド・ターフ
2007年11月28日サーフ・アンド・ターフ。
昔読んだ本のなかに、そんな名前の食べ物がでてきた。
たしか分厚いステーキだったはず。
ターフのように盛られたサラダの中に、
ステーキのサーフがある、というコンセプト。
あーあ。
言ってはいけないことを言おう。
あの頃はよかった。
あの頃に戻りたい。
知り合ったばかり、お互い何も知らない、
だからこそ知りたいと思えた日々。
ダンナのことじゃない。
あの人とのこと。
今は知りすぎて腹の探りあい・・・みたいな、
知らないフリしているだけ。
あの人のキスもハグもカラダも昔話も知ってる。
それは逆も同じ。
でも、毎日なにも知らないフリして、
なにも無かったような顔してお互い接している。
だから、あの頃みたいに、
本当の真っ白な心で、接することができない。
「親友になろう」
そう約束したのは、つい最近のこと。
お互い、冷静になって、いろいろ見つめ直して、
いろいろ考え直して出した結論。
だけど。
「親友」なんて、体のいい言葉。
毎日、顔を合わせて、仕事して、
2週間前にキスしたばっかりで、親友、ですか。
言いたいことはわかるよ。
その気持ちもわかるよ。
私だって異議はないよ、親友がいいと思うよ。
上司と部下という関係をとっぱらって、
仕事抜きで考えれば、親友がベストだと思うよ。
だから捻じ伏せて、隠し通してる。
「あの頃はよかった」
「あの頃は私に優しくしてくれた」
「あの頃は私を女性として見てなかった」
「あの頃に、あの事が起こる前に戻りたい」
そんなふうに時々考えてしまう、
ネガティブで粘着質な自分を殺そうとしてる。
時々よみがえる切ない気持ち。
あの人は、もう1ミリもそんなこと思わないのかな。
でも、警戒しているからこそ、自戒があるからこそ、
単なる上司・部下として120%いられてないからこそ、
あえて「親友」なんて言って来たんだろう。
ふつうに、自然にいられるなら、
「親友になろう」なんて約束はいらないから。
覚えてる。
そして思い出すと濡れる。
「お店を予約したよ」と優しかったエスコート。
あの人と交わした、数え切れないくらいのキスとハグ。
舌を絡めたこと。
髪を撫でたこと。
首筋を這った唇。
下着のなかで愛撫を繰り返した指先。
乳首を軽く噛んだ歯の感触。
「きれいだよ」と私の肌を抱擁した体温。
「ずっと一緒にいような」うそとわかりながら
嬉しかった言葉。
私のなかに入ってきた太い指。
ぜんぶ「信頼」との引き換えだった。
でも後悔していないと思う。
なのに戻りたいと思う。
どっちを私は望んでるんだ。
「仲間として、親友として、また飲みにいこう」
私を拒みはしない。
でも、もうお店の予約なんてしてくれないだろう。
私から誘わなければ、2人で行く気なんてないだろう。
仮に行っても、あの頃みたいに温かいムードにはならない。
そうとわかりながら、それでも行きたい?
何を期待してる?
何のメリットがある?
また後悔するだけじゃないの?
「やっぱりあの頃には戻れないんだ」という
現実をまた目の前に突きつけられて、
動けない自分を自嘲して自戒して、悔やむんじゃないの?
こんなに意識してる、まだ。
抜け出せてない。
気持ちの波に乗るテクニックと作り笑いが上達しただけで
メッキをはがせば、ぐらぐらしてる弱い自分がいる。
早く抜け出したいけど、あの人は毎日いる。
毎日、かさぶたをむいてて乾かない状態みたい。
あーあ。
私は、どこにいくのかな。
夢だけは、なくさないし、あきらめないよ。
昔読んだ本のなかに、そんな名前の食べ物がでてきた。
たしか分厚いステーキだったはず。
ターフのように盛られたサラダの中に、
ステーキのサーフがある、というコンセプト。
あーあ。
言ってはいけないことを言おう。
あの頃はよかった。
あの頃に戻りたい。
知り合ったばかり、お互い何も知らない、
だからこそ知りたいと思えた日々。
ダンナのことじゃない。
あの人とのこと。
今は知りすぎて腹の探りあい・・・みたいな、
知らないフリしているだけ。
あの人のキスもハグもカラダも昔話も知ってる。
それは逆も同じ。
でも、毎日なにも知らないフリして、
なにも無かったような顔してお互い接している。
だから、あの頃みたいに、
本当の真っ白な心で、接することができない。
「親友になろう」
そう約束したのは、つい最近のこと。
お互い、冷静になって、いろいろ見つめ直して、
いろいろ考え直して出した結論。
だけど。
「親友」なんて、体のいい言葉。
毎日、顔を合わせて、仕事して、
2週間前にキスしたばっかりで、親友、ですか。
言いたいことはわかるよ。
その気持ちもわかるよ。
私だって異議はないよ、親友がいいと思うよ。
上司と部下という関係をとっぱらって、
仕事抜きで考えれば、親友がベストだと思うよ。
だから捻じ伏せて、隠し通してる。
「あの頃はよかった」
「あの頃は私に優しくしてくれた」
「あの頃は私を女性として見てなかった」
「あの頃に、あの事が起こる前に戻りたい」
そんなふうに時々考えてしまう、
ネガティブで粘着質な自分を殺そうとしてる。
時々よみがえる切ない気持ち。
あの人は、もう1ミリもそんなこと思わないのかな。
でも、警戒しているからこそ、自戒があるからこそ、
単なる上司・部下として120%いられてないからこそ、
あえて「親友」なんて言って来たんだろう。
ふつうに、自然にいられるなら、
「親友になろう」なんて約束はいらないから。
覚えてる。
そして思い出すと濡れる。
「お店を予約したよ」と優しかったエスコート。
あの人と交わした、数え切れないくらいのキスとハグ。
舌を絡めたこと。
髪を撫でたこと。
首筋を這った唇。
下着のなかで愛撫を繰り返した指先。
乳首を軽く噛んだ歯の感触。
「きれいだよ」と私の肌を抱擁した体温。
「ずっと一緒にいような」うそとわかりながら
嬉しかった言葉。
私のなかに入ってきた太い指。
ぜんぶ「信頼」との引き換えだった。
でも後悔していないと思う。
なのに戻りたいと思う。
どっちを私は望んでるんだ。
「仲間として、親友として、また飲みにいこう」
私を拒みはしない。
でも、もうお店の予約なんてしてくれないだろう。
私から誘わなければ、2人で行く気なんてないだろう。
仮に行っても、あの頃みたいに温かいムードにはならない。
そうとわかりながら、それでも行きたい?
何を期待してる?
何のメリットがある?
また後悔するだけじゃないの?
「やっぱりあの頃には戻れないんだ」という
現実をまた目の前に突きつけられて、
動けない自分を自嘲して自戒して、悔やむんじゃないの?
こんなに意識してる、まだ。
抜け出せてない。
気持ちの波に乗るテクニックと作り笑いが上達しただけで
メッキをはがせば、ぐらぐらしてる弱い自分がいる。
早く抜け出したいけど、あの人は毎日いる。
毎日、かさぶたをむいてて乾かない状態みたい。
あーあ。
私は、どこにいくのかな。
夢だけは、なくさないし、あきらめないよ。
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