もう大丈夫と思ったのにまたきた。

いきなりじゃない。

じりじりじりじりじりじり。

どこかで私のことを見てた。

いつ仕掛けようか見張ってた。

少しずつつらくなる毎日。

逃げたくなる毎日。

届かないものを思い知らされる毎日。

いらいら。

また、ウツ。

やる気というやる気が一切おきない。

ほんとうにつらい。

つらいつらいつらい。

なぜ日記なんてかいてるんだろ。

誰かに見つけてほしいわけじゃない。

人の優しさや気配りが重い。

ほっといてほしい。

でも私は生きてるからほっておいてくれない。

ほっておいてもらうには、

忘れてもらうには、

死ぬしかないから。

心のどこかで悲しみがくすぶってる。

あのとき見ない振りして押し込めた悲しみが、

往生際悪くくすぶってる。

さっさと消えてしまえばいいのに。

一生消えない。

そんなに拒否しないでもいいじゃないか。

扉を開けたのはお前じゃないか。

約束なんてなかったけど、

だったら初めから鍵を閉めておけばよかったんだ。

うそで塗り固めた笑顔なんて、

その呼吸を奪い取るくらい張りついてしまえ。

まぶたの奥が重い。

心がだるい。

何もしていないのに、

もしくは何もしていないせいか、

体も心も重い。

誰かに助けてもらえるなんて思ってない。

私を救えるのは、私だけ。

わかってる。

私の命は、私の責任。

それがたとえ、私が選んだものじゃなくても。

それが、命。

生まれるときも死ぬときも選べない。

だから、生きているときの選択だって

叶わなくてもたいしたことじゃないのかも。

お金ある。

健康がある。

家がある。

友がある。

なのに、勝手に「苦しい」なんて。

それは浮気をくり返してくり返して

勝手に毒を飲んでは吐いている

自分のせい。

さいてい。

能力。

2009年11月29日 日常
ひとつだけ、どうしてもほしい力。

忘れたいことを、忘れる力。

忘れるということを選ぶ力。

ください。

そしたら、もうすこし穏やかな幸せが

手に入ると思うのです。

忘れたい。

この気持ちを捨てたい。

消し去りたい。

誰かに話したくても

決して話せないことに手を出した

自分への罰ですか。

毎日毎日あなたのことを考えます。

毎日毎日忘れることを望んで考えます。

出会わなければよかった。

つらい。

吐きそうだもの。

よき妻を演じ、

よき労働者を演じ、

いがいとみんなこうなの?

こんな吐きそうな気分で毎日生きてるの?

私はもう、はきそうでめまいがとまらなくて

たまりません。

薬もききません。

忘れるか、死ぬか。

そんな気すら起きてきます。

そんな大げさなことじゃないの?

どうしたら、忘れられるの。

名前も顔も体温も感触も

なにも美化するものが微塵もないくらい

忘れ去りたい。

ハレーション。

2009年10月31日 日常
ほんとうはとっくにもうだめなのかも。

きぼうも、なにも。

じぶんへの侮蔑と諦め。

やさしすぎるおっと。

底なしの甘え。

渡り歩く、危ない橋。

つながいつ切れても 自業自得。

いちど失えばいい。

失って、死ぬほど苦しんで、あるいは死ねばいい。

びょうきかもしれない。

ただの甘えかもしれない。

いしゃにはかかりたくない。

ふつうを装いたい。

吐き気。

自責。

眠れない。

眠れなくて悩みつかれて眠る。

安眠じゃない。

動物としての自分の強制入眠。

じぶんを痛めつけることなんて、かんたん。

どんどん依存すればいい。

そのうち、きられる、蜘蛛の糸。

他人を蹴落としたりはしない。

ただ自分のはしたなさに

あいそをつかされて蜘蛛の糸は。

泥水を飲んでいるような重さ。

無味。

無機質。

無意味。

死ねばいい。

だれが?

じぶん? あいつ?

ぜんぶ壊してやろうか。

病んでる。

病んでない人なんている?

健全なんて気持ち悪い。

うそつき。

それはあたしだ。

あるいみ、じぶんには馬鹿正直のくそったれ。

支離滅裂。

つくる気もないパズル。

ピースは多すぎて居場所がない。

あふれたピースはごみ。

無意味。

ぬくもり。

思い出。

消したい。

はやく忘れたい。

つらい。

つらい。

言えないからここでしか。

つらいつらいつらいつらいつらいつらいつらい。

そんなあたしを

あいつはしらない。

なんでこんな

腐ったのか。

ほんのすこしのことだったのに、

ダムが決壊するみたいに、

あっというまに穴は広がって、

両手でふさぐなんて無理。

どんどん腐って、

よごれて、それでも失わないから、

よけいに汚らしくて、

いらないものを背負い込んで、

手にしたのは嘘と裏切りとずるさと悪知恵。

幸せになんてできやしない。

幸せになんてなれやしない。

幸せになんかさせない。

いつだって壊しにいく。

壊すことはこわくない。

あいつの青ざめる顔。

あたしを恨み憎む顔。

まだ無関心になれない弱み。

だからせめて憎しみを極みに。

毎日 点滅

おん おふ

おん おふ

おん おふ

中間なんてない

調整なんてない

おん おふ

おん おふ

おん おふ

いつかずっと おふ

定まらない視線

定まらない意識

出てこない声

出てこない言葉

社会の中でだけ

健全を装う自分

そのぶん裏で壊れる

見せられない正体

妖怪人間

詐欺師

人間失格

失格

失格

烙印

落第

ごみ

くず

くそったれ

灰になれるほうが

まだいい

あたしは

苦しい

苦しい

苦しい

苦しい

苦しい

苦しい

苦しい

苦しい

苦しい

苦しい

いまあたしいちばん正直

これでいいの?





ぶれる。

2009年7月13日 日常
ぶれない軸を求めながら

ぶれる日々でした。

振れ幅は、だいぶ小さくなりました。

まだ、揺れます。

まだ、ぎこちないです。

でも、だいぶ自分にブレーキを

かけられるようになりました。

あきらめのような、

割り切りのような、

夢を見ている自分と、

それを見ている自分がいるように、

冷めた目で自分を眺める

自分がいます。

まずい。

そう思ったら、眺める側に立つのです。

一気に、自分が小さく見えて、

森羅万象に紛れて、

星屑と変わりない自分を

再確認して、

落ち着きを取り戻すのです。


心に三角を描いて。

何がいちばん上にくるのか考えてみる。

やりたいこと。

人生は一度しかなく、輪廻転生があるとしても

二度と同じ時間は流れなくて、

だとしたら、これが最初で最後の、最高のチャンス。

すこしでも可能性があるほうを選びたいのは当たり前。

だから情報を集めるのは当たり前。

だけど、情報を集めすぎて、努力する前に翻弄されたら

けっきょく何もできなかったり。そういうこともある。

退路を断つべきか。

退路を残すべきか。

それが吉なのか凶なのか。

自分を軸に、こんなに賛否両論を聞いたことは

いままで一度も無かった。

賛否いずれもうなずけるのは、私がまだ

本当に守りたいもの・手に入れたいものを

誰の影響も受けずに決め切れていないから。

恥ずかしい自分。

いつも世間体を気にする。

疲れて、泣いて、眠って、すこし治ったらまた繰り返して。

自分だけの判断基準で行かないといけないのに。

誰かに決めてもらったって、誰のせいにもできないし、

どんなに優れた指導者でも、私の人生の責任なんてとれやしない。

家族も、親友も、夫も、上司も、誰も。

だから自分一人。

けっきょく、一人に一つの人生、一つの決断。

どのみち不安はある。どのみち後悔はある。

いっそ身を投げてしまおうか。

でも、死ぬ度胸があるなら、「いま」を捨てることくらい

どうってことないだろう。

一度死んだと思えば、その命にこそ感謝できるだろう。

大丈夫。

自分がそう思わなければどうする。

大丈夫。

自分だけは自分を信じて味方でいなければ。

大丈夫。

大丈夫。

絶対大丈夫。

私は大丈夫。私なら大丈夫。

負けない。負けない。

叶える。


さよなら。

2008年10月27日 日常
さよなら。

たぶんそう言う。

でもまだ迷ってる。

意味ある決断か。

あるいは逃げか。

考えると、心の中がざわざわする。

眉間のしわがとれない。

迷いがち。

悩みがち。

手が震える。

それは怖いから。

一歩踏み出すのが、怖い。

それがふつう。

でも。

なにを守りたい。

なにが大事だ。

いちばん大切なもの。

いちばん大切なこと。

見失わないのがけっこう難しい。

でも同じ時が過ぎて、

同じように悩んで震えているのは嫌だ。

きっと後悔しない。

後悔しても、きっとちがう景色。



思い込み。

2008年10月5日 日常
世界のすべては思い込み。

うまくいっているという、

うまくいっていないという、

孤独だという、

仲間だという、

不安だという、

悲しいという、

寂しいという、

すべては思い込み。

ほんとうは幸せかもしれない。

ほんとうは最悪最低の命かもしれない。

少しずつ、目に見えて心の有りようが変わっていく自分が

近頃こわい。

好きのものを嫌いになっていく自分。

愛していたものを愛せなくなる自分。

変わらないなんて無理だとわかっているのに、

減るばかりで、増えない命の将来が

今さら怖く、

それを怖がる自分を自分で目の当たりにして、なお怖く

家にも、外にも、自分の置き場所を決められないでいる。

つまらないテレビ。

異常な眠気。

喪失感。

脱力感。

虚無感。

音楽だけは、活字だけは、すこしだけ安らぐ。

それなりに楽しめた飲み友達も、

失うとしても惜しくないくらい対人が面倒。

ひとりになると寂しいくせに、

誰かに歩み寄られることを避けている。

面倒な自分が顔をだしている。

はやく大人になりたいのに。

時間だけが過ぎても、大人になんてなれないと

気づくことが、大人になるということでした。

うそをつくことに罪悪を覚えない。

裏切ることを正当化する。

それが大人になるということでした。

思いやりを演じること。

怒りや不安を押し殺して笑うこと。

涙を隠すこと。

それが大人になるということでした。

だって、それができなくなったら、

生きていけない。

そんなに、そんなに自分に誠実に、正直に、まっすぐに

生きていってしまったら、

衝突してばかり。

演じて、演じて、演じて、演じて、

台本の先がなくなったときが、死ぬときだよ。

空気。

2008年9月12日 日常
大好きな、汚い空気を吸って、

肺をまっくろにして、

現実の人物との、妄想の恋愛に想いをはせて、

苦しくもだえて、濡れて、

自分の妄想から逃れられなくて、

また現実に帰ってきました。

色あせないでほしい、すこしずつの

まばらな恋。

「恋愛」なんて意味がわからない。

私には「恋」か「愛」しかない。



本当に一度だけ。

2008年8月12日
何度生まれ変わるかわからない。
それは「地球に生まれた」という私の命。

でも「私」が「私」として、
見て、
触れて、
感じて、
考えて、
感動するのは、
この、今生きてる命一度だけ。

輪廻転生のなかの「私」は一度きり。

だったら、案外、なにも怖くないんじゃないだろうか。

どうせ最後は死ぬのだから。

死なない命はないのだから。

今、めちゃくちゃしんどい。

なんどストレスチェックをしてもウツと診断される。

クリニックにいくことも考えてる。

そういうのも、一度きりの私の命。

誰から、どんなに、どんなふうに愛されて、

大切にされても、私だけの命。

その人のためには生きられない。

だから、

愛されるより、愛することのほうが大事。

きっとまた落ちる。

どん底に。

死にたくなる。

死ぬ方法を考える。

だけど、けっきょく死ねないのが私。

臆病で、そしてほんとうは死にたいと思うことで

同情を買おうとしているから。

愛憎とはよくいったもので、

憎は愛と表裏一体。

私は今、激しい憎悪と嫌悪を抱えながら、

毎日を過ごしている。

苦しくなるし、汚い自分がいやになることも。

本当は無関心でいられたら、理想なんだろう。

でもまだ、いまはできない。

憎しみを心に抱えたまま、

頬を引きつらせて笑って過ごしている。

一度きりの命。

クーラー。

2008年7月16日
暑いのが大嫌い。

寒いのは平気。

クーラーをつけると

暑さから逃れられるけれど、

たまらなくだるくて頭が痛くなる。

クーラーを消すと

大嫌いな暑さが戻ってくる。

だから夏の昼間は嫌い。

「夏は夜」とはよく言ったもの。

そのとおりだ。

暑いのは手に負えない。

寒いのは重ね着すればましになるけど、

暑いのは裸になったってどうにもならない。

人の体温ほど気温が上昇する。

湿気もいや。

あたまが朦朧とする。

ああ、いやだいやだいやだ。。。

はなうらない。

2008年7月1日
すき
 きらい
すき
 きらい
すき
 きらい

いちまいずつ

はなびらをめくるように

日をめくる

いちまいずつ

陰と陽をゆらゆらしながら

あのひとをおもう

あのひとというのが

いったい

どのひとなのか

じぶんでも わからないくせに

わからないから

はなびらをめくる

すき
 きらい
すき
 きらい
すき
 きらい

あたしのこころは

あたしのからだは

いつもひとつなのに

感触と感覚

2008年6月29日
よくわかりました。
結婚していても勝手に恋はやってくるし、
勝手に恋は逃げていく。

ちなみに私の意味する「恋」は99%フラーティングで、
いわゆる純粋な恋愛のことではない。

去年あんなに苦しかったのは、
あの人のせいだと思っていた。
厳密には、もっと前から抱えていた別の悩みを、
あの人のせいにして、もっと大きな悩みだと
勝手に自分で増幅させていた。

でも、ちがったみたい。
毎日あいかわらず目の前にいるあの人への執着は、
少しずつ泥水が濾過されていくように、
薄れていく。

理由の半分は、時間が経って私の中の執着が
ごく自然に薄れてきたから。

もう半分の理由は、
あの人のことがどうでもよくなるような
出会いをしたから。

結局それかよ、と我ながらあきれるけれど、
出会いたくて出会ったわけではなく、
惹かれたくて惹かれたわけではなく。

ただ生きていると眠くなるように、腹が減るように、
恋も勝手に体のなかに宿るのだ。

出会った日から、
彼は私を見ていた。

少しずつ、私はそのことに気づきながら、
でもまさかと思っていた。

両思いだとか、がんばって工夫して
お互いの伴侶に隠して交際するとか、
そんな気は全然ない。

ただ「いいなぁ」と思う彼が目の前に現れ、
また彼も私を「いいなぁ」と思った。それだけ。

よそよそしさがなくなるまで時間がかかったけれど、
一度お互いの「感触」と「感覚」を知ってからは早かった。

罪悪感のない私は、
ほんとうは結婚に向いていないんだと思う。
ばれたら犯罪者だ。姦通罪だ。
訴えられても、離婚されても文句言えない。
罪悪感はないのに、哀れむ気持ちはある。
最悪最低。
言い訳する気にも、開き直る気にもなれない。
自分をかばうなんて到底ムリ。
「私は法的に、倫理的に悪いことをしているんだな」
その自覚と現実だけ。

「出会った日から君を見ていた」
「でも、いつも女友達とばかり仲良くしているから、
話しかけるきっかけが作れなかった」
「いま君が僕と一緒にいることが信じられない」
「君をどんなふうに扱えばいいのか、わからないよ」

なんて英語で言われる。相手は人生初の外国人。

「知的だな」
「ヘラヘラしてないところがいいな」
私の印象はしばらくのあいだそんなものだった。
私は知性と良識ある人間が好きだ、女性も男性も。
だから私の中身はこんなんだけど、
私もふだんは「知的」な人間をどうにか装っている。

彼の知的で穏やかな物腰、口調、言葉の選択、
そういったものからは想像がつかないくらい
強く激しく抱かれた。

そんな彼に、半分ゾクゾクと感じ、半分違和感をもった。
でも気にしない。
私はそれ以上、なにも求めていないから。
彼との将来なんて描かないし、必要ない。
彼への媚びなんて時間と体力の無駄。

これからどうなるか、想像つかないから
面白いし、同じくらい恐怖だ。
私だって壊れるときは壊れるのだ。

ただ、今の段階でありがたいのは
彼自身と、彼との夜が「とても美しい思い出」に
すでになっていること。

悲しくて寂しくて涙を浮かべることもなく、
会いたくて会いたくて胸をかきむしることもなく、
思い募って伴侶を嫌悪することもなく、
ただ、
ただ、
ときどき彼との時間を思い出し、
彼の感触と感覚を思い出し、
恍惚としてみるだけ。
なんだか得体の知れない快感物質が、カラダに巡る気がして。
「美しい思い出」って、こういうことなんだろうか。

また会うのかな。
もう会わないのかな。
会ったら、また感触と感覚をお互いに求めるのかな。
彼、いま幸せだといいな。

前のあの人には全然抱かなかった思い。
なぜだろう。
彼にはある。

「ありがと」って言いたい気持ち。

やめて。

2007年12月11日コメント (2)
優しくしないで。

触れたところから、体温が伝わる感覚が怖い。

優しく、しないで。

その嘘を私はつき通す。

壊して。

2007年12月10日
触れるなら、いっそ壊して。

去るなら、いっそ忘れさせて。

手の届きそうな、届かなさそうな距離で

毎日毎日毎日毎日毎日毎日

揺らぐのはやめて。

あなたにぶっ壊されるなら、本望よ。

その代わり、再起不能の、木端微塵にして。

跡形も無く、灰にして。

そして心の中に、少し私の場所を頂戴。

just a dream but i need it

2007年12月7日
夢があるといい。

鉢植えを用意して

土を敷いて

種をまいて

水をやって

手入れをして

ゆっくり育てる

そのことが

自分を支える

100%の時間を注げるわけじゃない

けど、疲れたときに自分を支えるもの

自分を大切な道に引き戻すもの

自分を立て直すもの

それは just a fantasy じゃなくて

とても現実的な というより 現実

夢は現実なのだ

そうじゃないと叶わないのだ

夢はつまり 未来だ

未来はつまり 現在の少し先だ

それはつまり 現実だ

現実はつまり 私だ

時間がかかる

ときには枯れそうになる

でもまだ枯れてない

私を支える思い

現実はつまり 私 つまり 命
サーフ・アンド・ターフ。
昔読んだ本のなかに、そんな名前の食べ物がでてきた。
たしか分厚いステーキだったはず。
ターフのように盛られたサラダの中に、
ステーキのサーフがある、というコンセプト。

あーあ。

言ってはいけないことを言おう。

あの頃はよかった。

あの頃に戻りたい。

知り合ったばかり、お互い何も知らない、

だからこそ知りたいと思えた日々。

ダンナのことじゃない。

あの人とのこと。

今は知りすぎて腹の探りあい・・・みたいな、

知らないフリしているだけ。

あの人のキスもハグもカラダも昔話も知ってる。

それは逆も同じ。

でも、毎日なにも知らないフリして、

なにも無かったような顔してお互い接している。

だから、あの頃みたいに、

本当の真っ白な心で、接することができない。

「親友になろう」

そう約束したのは、つい最近のこと。

お互い、冷静になって、いろいろ見つめ直して、

いろいろ考え直して出した結論。

だけど。

「親友」なんて、体のいい言葉。

毎日、顔を合わせて、仕事して、

2週間前にキスしたばっかりで、親友、ですか。

言いたいことはわかるよ。

その気持ちもわかるよ。

私だって異議はないよ、親友がいいと思うよ。

上司と部下という関係をとっぱらって、

仕事抜きで考えれば、親友がベストだと思うよ。

だから捻じ伏せて、隠し通してる。

「あの頃はよかった」

「あの頃は私に優しくしてくれた」

「あの頃は私を女性として見てなかった」

「あの頃に、あの事が起こる前に戻りたい」

そんなふうに時々考えてしまう、

ネガティブで粘着質な自分を殺そうとしてる。

時々よみがえる切ない気持ち。

あの人は、もう1ミリもそんなこと思わないのかな。

でも、警戒しているからこそ、自戒があるからこそ、

単なる上司・部下として120%いられてないからこそ、

あえて「親友」なんて言って来たんだろう。

ふつうに、自然にいられるなら、

「親友になろう」なんて約束はいらないから。

覚えてる。

そして思い出すと濡れる。

「お店を予約したよ」と優しかったエスコート。

あの人と交わした、数え切れないくらいのキスとハグ。

舌を絡めたこと。

髪を撫でたこと。

首筋を這った唇。

下着のなかで愛撫を繰り返した指先。

乳首を軽く噛んだ歯の感触。

「きれいだよ」と私の肌を抱擁した体温。

「ずっと一緒にいような」うそとわかりながら
嬉しかった言葉。

私のなかに入ってきた太い指。

ぜんぶ「信頼」との引き換えだった。

でも後悔していないと思う。

なのに戻りたいと思う。

どっちを私は望んでるんだ。

「仲間として、親友として、また飲みにいこう」

私を拒みはしない。

でも、もうお店の予約なんてしてくれないだろう。

私から誘わなければ、2人で行く気なんてないだろう。

仮に行っても、あの頃みたいに温かいムードにはならない。

そうとわかりながら、それでも行きたい?

何を期待してる?

何のメリットがある?

また後悔するだけじゃないの?

「やっぱりあの頃には戻れないんだ」という

現実をまた目の前に突きつけられて、

動けない自分を自嘲して自戒して、悔やむんじゃないの?

こんなに意識してる、まだ。

抜け出せてない。

気持ちの波に乗るテクニックと作り笑いが上達しただけで

メッキをはがせば、ぐらぐらしてる弱い自分がいる。

早く抜け出したいけど、あの人は毎日いる。

毎日、かさぶたをむいてて乾かない状態みたい。

あーあ。

私は、どこにいくのかな。

夢だけは、なくさないし、あきらめないよ。

複数車線。

2007年11月11日
いくつものことを同時に進める。

仕事。

結婚。

勉強。

恋愛。

結婚したら恋愛がないと思っていた。

その分、勉強に時間をあてるんだと思っていた。

そうじゃないらしい。

この4つはいつでも切り離せないらしい、

というのが私の人生。らしい。

構成要素がいまさら明確になる。

だから、捨てようとするより、

丸ごと引き受けたほうが早い気がする。

どうしようもない、与えられて生かされてる命だから。

倫理も仁義も正義も大事。

愛も誠実も思いやりも大事。

でも、それと同じくらい自分の中の性悪も大事。

自分が若いせいかもしれない。

自分の性格もしくは見た目のせかもしれない。

自分の軽さもあるだろう。

それにしても、男ってのはなんて簡単なんだろう。

求めさえしなければ、100%引っ掛かってくる。

何もしなくても、

言葉巧みに誘わなくても、

妻子があろうとなかろうと、

どんなにビジネスでスマートな人でも落ちこぼれでも、

関係ない。

少しの視線と言葉で、簡単に転がってくる。

しらける。

だから、ギリギリで「やっぱヤメた」と言って失礼する。

幸い今まで何もないけれど、

そのうち刺されるもな、まじで。

基本的にバカには手を出さない。

バカにはセクシーさを感じないのと、

あとで騒がれたりすると面倒だというのがある。

スマートな人はいい。

お互いどうすればメリットだけを得られるかわかっている。

お互い損しない方法を、暗黙の了解で知っている。

ある意味、そういう性質の人間でなければ

フラーティングには向かない。

もちろん、脇道での遊び方を知っているだけでなく、

仕事も冷静にこなせることが大前提。

仕事にまで精神不安定を持ち込むような人は、

やはりスマートではない。

こんな妻ですみません。

英雄、色を好むじゃないけれど、

ちょっとわかる気がする。

だから、あなたが同じことをしていても

私は責めないし、詮索なんてしないよ。

お互いを疑っている時間ほど、無駄なものはないからね。

信じて、そっとしておいて、

お互いの傷も秘密も墓場まで持ち込む。

でも、どうしても暴かれてしまったとき。

そのとき初めて考えればいい。

お互いどうすればいいか、どうしたいか、どうしてほしいか。

それまでは、見守る。それでいい。

でも、火遊びもそろそろ飽きてきた。

来年は、仕事&勉強モードになろう。

無題。

2007年10月26日
好きだと思ったり、

もう平気だと思ったりする。

目の前にいると、揺れなかったはずの自分が

揺れてたりする。

でも、明らかにちがうこと。

揺れてる自分の“揺れ”に乗れるようになった。

揺れても、揺れなくても、

きちんと仕事をする自分を愛する。

せつなさは消えない。

あの人が、今の私をどう思っているのか、

仕事を除いたとき、心の底から冷めているのか、

くすぶる何かをあの人もまた隠しているのか、

それはもう、尋ねてもわからない。

なぜなら、それが嘘でも誠でもあの人は

NOと答えるはずだから。

だから聞かないし、聞きたくない。

知りたいけれど、聞きたくない、そういうこともあるのだ。

私は少なくとも、くすぶってる。

それが精一杯。

その自分を認めて、それでも120%の仕事をするのが

今の私の最良の方法。

じわじわと、自分の炎を絶やさない。

じわじわと、あの人から目をそらしながら、

キレイにキレイになりたい。

知ってる。

あの人、今本当に大変なんだ。

大変な顔を見せないのがあの人のスタイルだってことも、

大変なときに仕事以外で必要以上に歩み寄って欲しくない

ことも、なんとなくわかる。

あの人は、私には冗談でも「可愛がってる」とか言わない。

冗談みたいに場の雰囲気で、誰かを褒めたりすることも

ギャグにしたりすることもある。

でも私のことを冗談にしないのは、

あの人がいつも言うように、

「亜由原のことはシャレにならないから」

「俺たちのことを本当にあやしいと思ってる人もいるから」

「近すぎて、冗談でも好きなんていうと

みんな本気にしちゃうから」

それが理由。

良くも悪くも、私はそれだけあの人の意識に

入り込んでる。

ただ「平然と仕事をする」テクニックを、

私はやっと最近身につけたけれど、

あの人はすっかりモノにしてるってこと。

だから、そのスタイルに合わせればいい。

どの道、しばらくはあの人と一番近い距離で

仕事をしなければいけないのだ。

それならば一蓮托生。

同じスタイルを貫いて、あとは我が身と我が道を

守るだけ。

こんな日記を書いてる私は、まちがいなく今も

あの人を意識してる。

でも、今は言える。

「だから何? 私は揺れても、芯はぶれない」

2度目。

2007年10月5日
2度目のホテル。

この前とちがって、朝まで一緒にいた。

彼を知りすぎた。

でも、変わらない。

私はスタンスを変えない。

私の環境がどんなに変わっても、

関わる人々がどんなに変わっても、

私は私でしかいられないし、

それを受け入れることが私の生きる道だから。

泣くな。

荒れるな。

結果、なにも変わらないのなら、

フラットでいろ。

私が心のなかに隠しているものなんて、

どんなしたり顔の奴らにも、

本当はわかってやしないし、

私だって、血のつながる家族の考えることすら

わかってない。

だったら、平気な顔してろ。

涙を隠せ。

いちいち苦しい顔するな。

平然としてろ。

そういう自分が一番好きなんだろ?

我慢強さより、打たれ強さ、だろ?

心のなか、胸のうちで、

部屋でひとり、布団の中で、

どんなに苦しみ、悲しみ、のた打ち回ってもいい。

でも。

外に出たら、笑え。

心の歯を食いしばれ。

甘えるな。

楽しい自分を、冷静に見つめろ。

冷静な自分を、ねちっこく燃やし続けろ。

当たり前のこと。

2007年10月3日
あの人といろんなことがあって、

ちょっと自分の日常に勝手なフィルターをかけて

本当は当たり前のことが

目の前で流れていってるだけなのに、

すべてをネガティブにとらえるようなことを

していた。

結果、自分をすりへらして、大切な時間を

すこしドブに捨ててしまっていた。

そこで、決めた。

冷静な、というより「本来の自分」を取り戻す

ロングバケーションを設ける。

もちろん仕事を休むわけにはいかないから、

就労時間以外、すべてを忘れて無計画に過ごす。

ほんの少しのプレッシャーも自分にかけない。

ほんの些細な目標も自分に課さない。

とにかく、ただ身も心もフリーにして時間を過ごす。

聴きたい音楽を際限なく聴き、

食べたり料理を丁寧に作り、

ゆったりとBGMとともにバスタイム。

ストレッチをし、エクササイズをし、

読みたい本を読みたいだけ読む。

夜更かししようが、やたら早起きしようが、

生活リズムなんて気にしない。

とにかく、その瞬間「こうしよう」と思ったことを

とにかく、やる。気が済むまで。

まだ「ロング」と言えるほど経過していないうちに、

明らかに自分の心に明るい光が射してきた。

あの人と肌で触れ合う中になってから、

いろいろグルグルと考え込んだりした自分さえ、

すべて包み込むような精神状態になりつつある。

今は、くよくよしていない。

現実、なにもネガティブじゃないことに気づく。

盲目的な、フィルターを外すことができた。

それを、このロングバケーションのうちに、

定着させられたらいいな。

nothing is going wrong,

everything is going great.

what i am is just enough,

don’t have to be no more.

勝手にフィルターかけない。

逆に、有頂天のときも警鐘を鳴らすこと。

いつもフラットで。

でも、喜怒哀楽を大切に。

静かに、静かに自分の炎を燃やし続けたい。

風にも雨にも消えない、炎。

聖火なんて呼べないけど、魂の炎ってやつか。

本当に、フラットな自分を取り戻せたら、

あの人とのことで悩むことも減るだろう。

時間がたって、2人の関係がどんなふうに展開しているか

あまりわからないし、予想も別にしない。

自然にまかせる。

勝手に時間が解決してくれるから、

自力でどうにもできないことで、自分の大切な時間を使ったり

自分をすり減らしたりはしないの。

あの人とは、なにもかも今までどおり。

心の中まではお互い見えない。

ただ、普通にメールを送りあう。

相談だってときにはする。

酔っ払ったメールも来たり、送ったり。

仕事もモチロン真面目にする。

何も変わってない。

何も変えなくていい。

いやでも、勝手に変わっていくから。

あまり力を加えすぎない方がいい。

身を任せよう。

それが自分を愛し、日常を愛することにもつながる。

今日の自分がベストであれば、

明日の自分のベストにつながる。

宝物は沢山持ってる。

戦う準備は整ってる。

静かに、カッコよく、ねちっこく燃え続ける、

それが私の一番得意なスタイル。

日々の忙しさに埋もれて、自分のスタイルを

忘れかけていた。

でも、ロングバケーション作戦、成功。

思い出した、自分のスタイル。十八番スタイル。

やっぱり、自分て、大切だ。

自分を大事にしなければ、

他人も大事にできない。

ゆっくりだけど、一番身近なものを大事にしていこう。

フラットな自分を、心がけていこう。

さぁ。バケーションの続きを、楽しもっと♪

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