もう大丈夫と思ったのにまたきた。
いきなりじゃない。
じりじりじりじりじりじり。
どこかで私のことを見てた。
いつ仕掛けようか見張ってた。
少しずつつらくなる毎日。
逃げたくなる毎日。
届かないものを思い知らされる毎日。
いらいら。
また、ウツ。
やる気というやる気が一切おきない。
ほんとうにつらい。
つらいつらいつらい。
なぜ日記なんてかいてるんだろ。
誰かに見つけてほしいわけじゃない。
人の優しさや気配りが重い。
ほっといてほしい。
でも私は生きてるからほっておいてくれない。
ほっておいてもらうには、
忘れてもらうには、
死ぬしかないから。
心のどこかで悲しみがくすぶってる。
あのとき見ない振りして押し込めた悲しみが、
往生際悪くくすぶってる。
さっさと消えてしまえばいいのに。
一生消えない。
そんなに拒否しないでもいいじゃないか。
扉を開けたのはお前じゃないか。
約束なんてなかったけど、
だったら初めから鍵を閉めておけばよかったんだ。
うそで塗り固めた笑顔なんて、
その呼吸を奪い取るくらい張りついてしまえ。
まぶたの奥が重い。
心がだるい。
何もしていないのに、
もしくは何もしていないせいか、
体も心も重い。
誰かに助けてもらえるなんて思ってない。
私を救えるのは、私だけ。
わかってる。
私の命は、私の責任。
それがたとえ、私が選んだものじゃなくても。
それが、命。
生まれるときも死ぬときも選べない。
だから、生きているときの選択だって
叶わなくてもたいしたことじゃないのかも。
お金ある。
健康がある。
家がある。
友がある。
なのに、勝手に「苦しい」なんて。
それは浮気をくり返してくり返して
勝手に毒を飲んでは吐いている
自分のせい。
さいてい。
いきなりじゃない。
じりじりじりじりじりじり。
どこかで私のことを見てた。
いつ仕掛けようか見張ってた。
少しずつつらくなる毎日。
逃げたくなる毎日。
届かないものを思い知らされる毎日。
いらいら。
また、ウツ。
やる気というやる気が一切おきない。
ほんとうにつらい。
つらいつらいつらい。
なぜ日記なんてかいてるんだろ。
誰かに見つけてほしいわけじゃない。
人の優しさや気配りが重い。
ほっといてほしい。
でも私は生きてるからほっておいてくれない。
ほっておいてもらうには、
忘れてもらうには、
死ぬしかないから。
心のどこかで悲しみがくすぶってる。
あのとき見ない振りして押し込めた悲しみが、
往生際悪くくすぶってる。
さっさと消えてしまえばいいのに。
一生消えない。
そんなに拒否しないでもいいじゃないか。
扉を開けたのはお前じゃないか。
約束なんてなかったけど、
だったら初めから鍵を閉めておけばよかったんだ。
うそで塗り固めた笑顔なんて、
その呼吸を奪い取るくらい張りついてしまえ。
まぶたの奥が重い。
心がだるい。
何もしていないのに、
もしくは何もしていないせいか、
体も心も重い。
誰かに助けてもらえるなんて思ってない。
私を救えるのは、私だけ。
わかってる。
私の命は、私の責任。
それがたとえ、私が選んだものじゃなくても。
それが、命。
生まれるときも死ぬときも選べない。
だから、生きているときの選択だって
叶わなくてもたいしたことじゃないのかも。
お金ある。
健康がある。
家がある。
友がある。
なのに、勝手に「苦しい」なんて。
それは浮気をくり返してくり返して
勝手に毒を飲んでは吐いている
自分のせい。
さいてい。
ひとつだけ、どうしてもほしい力。
忘れたいことを、忘れる力。
忘れるということを選ぶ力。
ください。
そしたら、もうすこし穏やかな幸せが
手に入ると思うのです。
忘れたい。
この気持ちを捨てたい。
消し去りたい。
誰かに話したくても
決して話せないことに手を出した
自分への罰ですか。
毎日毎日あなたのことを考えます。
毎日毎日忘れることを望んで考えます。
出会わなければよかった。
つらい。
吐きそうだもの。
よき妻を演じ、
よき労働者を演じ、
いがいとみんなこうなの?
こんな吐きそうな気分で毎日生きてるの?
私はもう、はきそうでめまいがとまらなくて
たまりません。
薬もききません。
忘れるか、死ぬか。
そんな気すら起きてきます。
そんな大げさなことじゃないの?
どうしたら、忘れられるの。
名前も顔も体温も感触も
なにも美化するものが微塵もないくらい
忘れ去りたい。
忘れたいことを、忘れる力。
忘れるということを選ぶ力。
ください。
そしたら、もうすこし穏やかな幸せが
手に入ると思うのです。
忘れたい。
この気持ちを捨てたい。
消し去りたい。
誰かに話したくても
決して話せないことに手を出した
自分への罰ですか。
毎日毎日あなたのことを考えます。
毎日毎日忘れることを望んで考えます。
出会わなければよかった。
つらい。
吐きそうだもの。
よき妻を演じ、
よき労働者を演じ、
いがいとみんなこうなの?
こんな吐きそうな気分で毎日生きてるの?
私はもう、はきそうでめまいがとまらなくて
たまりません。
薬もききません。
忘れるか、死ぬか。
そんな気すら起きてきます。
そんな大げさなことじゃないの?
どうしたら、忘れられるの。
名前も顔も体温も感触も
なにも美化するものが微塵もないくらい
忘れ去りたい。
ほんとうはとっくにもうだめなのかも。
きぼうも、なにも。
じぶんへの侮蔑と諦め。
やさしすぎるおっと。
底なしの甘え。
渡り歩く、危ない橋。
つながいつ切れても 自業自得。
いちど失えばいい。
失って、死ぬほど苦しんで、あるいは死ねばいい。
びょうきかもしれない。
ただの甘えかもしれない。
いしゃにはかかりたくない。
ふつうを装いたい。
吐き気。
自責。
眠れない。
眠れなくて悩みつかれて眠る。
安眠じゃない。
動物としての自分の強制入眠。
じぶんを痛めつけることなんて、かんたん。
どんどん依存すればいい。
そのうち、きられる、蜘蛛の糸。
他人を蹴落としたりはしない。
ただ自分のはしたなさに
あいそをつかされて蜘蛛の糸は。
泥水を飲んでいるような重さ。
無味。
無機質。
無意味。
死ねばいい。
だれが?
じぶん? あいつ?
ぜんぶ壊してやろうか。
病んでる。
病んでない人なんている?
健全なんて気持ち悪い。
うそつき。
それはあたしだ。
あるいみ、じぶんには馬鹿正直のくそったれ。
支離滅裂。
つくる気もないパズル。
ピースは多すぎて居場所がない。
あふれたピースはごみ。
無意味。
ぬくもり。
思い出。
消したい。
はやく忘れたい。
つらい。
つらい。
言えないからここでしか。
つらいつらいつらいつらいつらいつらいつらい。
そんなあたしを
あいつはしらない。
なんでこんな
腐ったのか。
ほんのすこしのことだったのに、
ダムが決壊するみたいに、
あっというまに穴は広がって、
両手でふさぐなんて無理。
どんどん腐って、
よごれて、それでも失わないから、
よけいに汚らしくて、
いらないものを背負い込んで、
手にしたのは嘘と裏切りとずるさと悪知恵。
幸せになんてできやしない。
幸せになんてなれやしない。
幸せになんかさせない。
いつだって壊しにいく。
壊すことはこわくない。
あいつの青ざめる顔。
あたしを恨み憎む顔。
まだ無関心になれない弱み。
だからせめて憎しみを極みに。
毎日 点滅
おん おふ
おん おふ
おん おふ
中間なんてない
調整なんてない
おん おふ
おん おふ
おん おふ
いつかずっと おふ
定まらない視線
定まらない意識
出てこない声
出てこない言葉
社会の中でだけ
健全を装う自分
そのぶん裏で壊れる
見せられない正体
妖怪人間
詐欺師
人間失格
失格
失格
烙印
落第
ごみ
くず
くそったれ
灰になれるほうが
まだいい
あたしは
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
いまあたしいちばん正直
これでいいの?
きぼうも、なにも。
じぶんへの侮蔑と諦め。
やさしすぎるおっと。
底なしの甘え。
渡り歩く、危ない橋。
つながいつ切れても 自業自得。
いちど失えばいい。
失って、死ぬほど苦しんで、あるいは死ねばいい。
びょうきかもしれない。
ただの甘えかもしれない。
いしゃにはかかりたくない。
ふつうを装いたい。
吐き気。
自責。
眠れない。
眠れなくて悩みつかれて眠る。
安眠じゃない。
動物としての自分の強制入眠。
じぶんを痛めつけることなんて、かんたん。
どんどん依存すればいい。
そのうち、きられる、蜘蛛の糸。
他人を蹴落としたりはしない。
ただ自分のはしたなさに
あいそをつかされて蜘蛛の糸は。
泥水を飲んでいるような重さ。
無味。
無機質。
無意味。
死ねばいい。
だれが?
じぶん? あいつ?
ぜんぶ壊してやろうか。
病んでる。
病んでない人なんている?
健全なんて気持ち悪い。
うそつき。
それはあたしだ。
あるいみ、じぶんには馬鹿正直のくそったれ。
支離滅裂。
つくる気もないパズル。
ピースは多すぎて居場所がない。
あふれたピースはごみ。
無意味。
ぬくもり。
思い出。
消したい。
はやく忘れたい。
つらい。
つらい。
言えないからここでしか。
つらいつらいつらいつらいつらいつらいつらい。
そんなあたしを
あいつはしらない。
なんでこんな
腐ったのか。
ほんのすこしのことだったのに、
ダムが決壊するみたいに、
あっというまに穴は広がって、
両手でふさぐなんて無理。
どんどん腐って、
よごれて、それでも失わないから、
よけいに汚らしくて、
いらないものを背負い込んで、
手にしたのは嘘と裏切りとずるさと悪知恵。
幸せになんてできやしない。
幸せになんてなれやしない。
幸せになんかさせない。
いつだって壊しにいく。
壊すことはこわくない。
あいつの青ざめる顔。
あたしを恨み憎む顔。
まだ無関心になれない弱み。
だからせめて憎しみを極みに。
毎日 点滅
おん おふ
おん おふ
おん おふ
中間なんてない
調整なんてない
おん おふ
おん おふ
おん おふ
いつかずっと おふ
定まらない視線
定まらない意識
出てこない声
出てこない言葉
社会の中でだけ
健全を装う自分
そのぶん裏で壊れる
見せられない正体
妖怪人間
詐欺師
人間失格
失格
失格
烙印
落第
ごみ
くず
くそったれ
灰になれるほうが
まだいい
あたしは
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
苦しい
いまあたしいちばん正直
これでいいの?
ぶれない軸を求めながら
ぶれる日々でした。
振れ幅は、だいぶ小さくなりました。
まだ、揺れます。
まだ、ぎこちないです。
でも、だいぶ自分にブレーキを
かけられるようになりました。
あきらめのような、
割り切りのような、
夢を見ている自分と、
それを見ている自分がいるように、
冷めた目で自分を眺める
自分がいます。
まずい。
そう思ったら、眺める側に立つのです。
一気に、自分が小さく見えて、
森羅万象に紛れて、
星屑と変わりない自分を
再確認して、
落ち着きを取り戻すのです。
ぶれる日々でした。
振れ幅は、だいぶ小さくなりました。
まだ、揺れます。
まだ、ぎこちないです。
でも、だいぶ自分にブレーキを
かけられるようになりました。
あきらめのような、
割り切りのような、
夢を見ている自分と、
それを見ている自分がいるように、
冷めた目で自分を眺める
自分がいます。
まずい。
そう思ったら、眺める側に立つのです。
一気に、自分が小さく見えて、
森羅万象に紛れて、
星屑と変わりない自分を
再確認して、
落ち着きを取り戻すのです。
心に三角を描いて。
何がいちばん上にくるのか考えてみる。
やりたいこと。
人生は一度しかなく、輪廻転生があるとしても
二度と同じ時間は流れなくて、
だとしたら、これが最初で最後の、最高のチャンス。
すこしでも可能性があるほうを選びたいのは当たり前。
だから情報を集めるのは当たり前。
だけど、情報を集めすぎて、努力する前に翻弄されたら
けっきょく何もできなかったり。そういうこともある。
退路を断つべきか。
退路を残すべきか。
それが吉なのか凶なのか。
自分を軸に、こんなに賛否両論を聞いたことは
いままで一度も無かった。
賛否いずれもうなずけるのは、私がまだ
本当に守りたいもの・手に入れたいものを
誰の影響も受けずに決め切れていないから。
恥ずかしい自分。
いつも世間体を気にする。
疲れて、泣いて、眠って、すこし治ったらまた繰り返して。
自分だけの判断基準で行かないといけないのに。
誰かに決めてもらったって、誰のせいにもできないし、
どんなに優れた指導者でも、私の人生の責任なんてとれやしない。
家族も、親友も、夫も、上司も、誰も。
だから自分一人。
けっきょく、一人に一つの人生、一つの決断。
どのみち不安はある。どのみち後悔はある。
いっそ身を投げてしまおうか。
でも、死ぬ度胸があるなら、「いま」を捨てることくらい
どうってことないだろう。
一度死んだと思えば、その命にこそ感謝できるだろう。
大丈夫。
自分がそう思わなければどうする。
大丈夫。
自分だけは自分を信じて味方でいなければ。
大丈夫。
大丈夫。
絶対大丈夫。
私は大丈夫。私なら大丈夫。
負けない。負けない。
叶える。
何がいちばん上にくるのか考えてみる。
やりたいこと。
人生は一度しかなく、輪廻転生があるとしても
二度と同じ時間は流れなくて、
だとしたら、これが最初で最後の、最高のチャンス。
すこしでも可能性があるほうを選びたいのは当たり前。
だから情報を集めるのは当たり前。
だけど、情報を集めすぎて、努力する前に翻弄されたら
けっきょく何もできなかったり。そういうこともある。
退路を断つべきか。
退路を残すべきか。
それが吉なのか凶なのか。
自分を軸に、こんなに賛否両論を聞いたことは
いままで一度も無かった。
賛否いずれもうなずけるのは、私がまだ
本当に守りたいもの・手に入れたいものを
誰の影響も受けずに決め切れていないから。
恥ずかしい自分。
いつも世間体を気にする。
疲れて、泣いて、眠って、すこし治ったらまた繰り返して。
自分だけの判断基準で行かないといけないのに。
誰かに決めてもらったって、誰のせいにもできないし、
どんなに優れた指導者でも、私の人生の責任なんてとれやしない。
家族も、親友も、夫も、上司も、誰も。
だから自分一人。
けっきょく、一人に一つの人生、一つの決断。
どのみち不安はある。どのみち後悔はある。
いっそ身を投げてしまおうか。
でも、死ぬ度胸があるなら、「いま」を捨てることくらい
どうってことないだろう。
一度死んだと思えば、その命にこそ感謝できるだろう。
大丈夫。
自分がそう思わなければどうする。
大丈夫。
自分だけは自分を信じて味方でいなければ。
大丈夫。
大丈夫。
絶対大丈夫。
私は大丈夫。私なら大丈夫。
負けない。負けない。
叶える。
さよなら。
たぶんそう言う。
でもまだ迷ってる。
意味ある決断か。
あるいは逃げか。
考えると、心の中がざわざわする。
眉間のしわがとれない。
迷いがち。
悩みがち。
手が震える。
それは怖いから。
一歩踏み出すのが、怖い。
それがふつう。
でも。
なにを守りたい。
なにが大事だ。
いちばん大切なもの。
いちばん大切なこと。
見失わないのがけっこう難しい。
でも同じ時が過ぎて、
同じように悩んで震えているのは嫌だ。
きっと後悔しない。
後悔しても、きっとちがう景色。
たぶんそう言う。
でもまだ迷ってる。
意味ある決断か。
あるいは逃げか。
考えると、心の中がざわざわする。
眉間のしわがとれない。
迷いがち。
悩みがち。
手が震える。
それは怖いから。
一歩踏み出すのが、怖い。
それがふつう。
でも。
なにを守りたい。
なにが大事だ。
いちばん大切なもの。
いちばん大切なこと。
見失わないのがけっこう難しい。
でも同じ時が過ぎて、
同じように悩んで震えているのは嫌だ。
きっと後悔しない。
後悔しても、きっとちがう景色。
世界のすべては思い込み。
うまくいっているという、
うまくいっていないという、
孤独だという、
仲間だという、
不安だという、
悲しいという、
寂しいという、
すべては思い込み。
ほんとうは幸せかもしれない。
ほんとうは最悪最低の命かもしれない。
少しずつ、目に見えて心の有りようが変わっていく自分が
近頃こわい。
好きのものを嫌いになっていく自分。
愛していたものを愛せなくなる自分。
変わらないなんて無理だとわかっているのに、
減るばかりで、増えない命の将来が
今さら怖く、
それを怖がる自分を自分で目の当たりにして、なお怖く
家にも、外にも、自分の置き場所を決められないでいる。
つまらないテレビ。
異常な眠気。
喪失感。
脱力感。
虚無感。
音楽だけは、活字だけは、すこしだけ安らぐ。
それなりに楽しめた飲み友達も、
失うとしても惜しくないくらい対人が面倒。
ひとりになると寂しいくせに、
誰かに歩み寄られることを避けている。
面倒な自分が顔をだしている。
はやく大人になりたいのに。
時間だけが過ぎても、大人になんてなれないと
気づくことが、大人になるということでした。
うそをつくことに罪悪を覚えない。
裏切ることを正当化する。
それが大人になるということでした。
思いやりを演じること。
怒りや不安を押し殺して笑うこと。
涙を隠すこと。
それが大人になるということでした。
だって、それができなくなったら、
生きていけない。
そんなに、そんなに自分に誠実に、正直に、まっすぐに
生きていってしまったら、
衝突してばかり。
演じて、演じて、演じて、演じて、
台本の先がなくなったときが、死ぬときだよ。
うまくいっているという、
うまくいっていないという、
孤独だという、
仲間だという、
不安だという、
悲しいという、
寂しいという、
すべては思い込み。
ほんとうは幸せかもしれない。
ほんとうは最悪最低の命かもしれない。
少しずつ、目に見えて心の有りようが変わっていく自分が
近頃こわい。
好きのものを嫌いになっていく自分。
愛していたものを愛せなくなる自分。
変わらないなんて無理だとわかっているのに、
減るばかりで、増えない命の将来が
今さら怖く、
それを怖がる自分を自分で目の当たりにして、なお怖く
家にも、外にも、自分の置き場所を決められないでいる。
つまらないテレビ。
異常な眠気。
喪失感。
脱力感。
虚無感。
音楽だけは、活字だけは、すこしだけ安らぐ。
それなりに楽しめた飲み友達も、
失うとしても惜しくないくらい対人が面倒。
ひとりになると寂しいくせに、
誰かに歩み寄られることを避けている。
面倒な自分が顔をだしている。
はやく大人になりたいのに。
時間だけが過ぎても、大人になんてなれないと
気づくことが、大人になるということでした。
うそをつくことに罪悪を覚えない。
裏切ることを正当化する。
それが大人になるということでした。
思いやりを演じること。
怒りや不安を押し殺して笑うこと。
涙を隠すこと。
それが大人になるということでした。
だって、それができなくなったら、
生きていけない。
そんなに、そんなに自分に誠実に、正直に、まっすぐに
生きていってしまったら、
衝突してばかり。
演じて、演じて、演じて、演じて、
台本の先がなくなったときが、死ぬときだよ。