ルールなんてくそくらえ
2007年8月6日どうしようとも思わない。
家庭なんてほしくない。結婚なんて望まない。
ただ、あの人とずっとずっとずっとキスしていた。
言葉を交わさない瞬間は、すべてキスで埋めていた。
たくさんたくさんキスをして、それしかなかった。
抱き合った。
抱きしめてくれた。
何回、キスしただろう。
私よりずっと強いと思っていたあの人の心が、
少しでも、私と同じように揺れていたことが意外だった。
「亜由原とキスしてから、正直、どうしていいか
わからない。今までみたいに気軽に話しかけられない
・・・でも、すごく気にしてしまう」
なんて。中学生みたい。
あんなに近づいたように思った日から1週間。
やっぱり、あの人はオトナで強い。
職場だから、そんなムードの欠片も出せるわけないけど、
私もあの人も、どんどん「あの頃」に戻れなくなっているのが
わかる。
ただただ純粋に上司を尊敬して、部下を信頼して、
同じ志で仕事に取り組んでいた頃には、戻れないってことを
私たちは肌で感じてる。
初めてキスした日から、もう道が逸れていた。
あの人の唇が大好きで、キスの感覚がたまらなくて、
正直、あんなに重ねた唇を思い返すだけで、濡れてくる。
あの人は最後の方は酔っていた。
酔っていながら、
「また2人で来よう」と何度か言っていた。
そのことが本当なら、きっと次は、セックスしてしまう
気がする。
あの人は、嘘か真か、浮気はしたことがないと言う。
妻も子も裏切らないのだと。
フーゾクは多めに見るとして。
あのキスは、あのハグは、浮気じゃないの?
「亜由原と最後までいきたいと思った。でも、あまりにも
近くにいすぎて、毎日顔を合わせながら仕事をするなんて、
意識しすぎてできなくなってしまう、だからヤメといた方が
いいと思った」
って。
でも、次は、きっと寝てしまうと思う。
あんなにお互いが高まっているのに、キスだけで本能を
抑え込むなんて不可能。
最後までいってしまえば、犯罪。
私もあの人も伴侶がある。
それでも、最後までいってみたい。
あの人と見る景色を、捨てきれない自分。
あのキスはズルい。一瞬で私を濡らす。
純粋に、あの人と一つになりたいと欲する自分。
「浮気はしない」というあの人の信条を破ってやろうとする
意地悪な自分。
もはやファミリーになってしまった夫には、
求められない刺激を求める自分。
セックスの瞬間が最高なのは火を見るより明らかで、
その後のもがくような苦しみを恐れる、怖がりな自分。
一度抱かれたら、ますます苦しみは強くなる。
「もう一度、いつ抱いてくれるんだろう」
「もしかして一度きりでポイか」
なんて、ぐるぐると消えない灰色の炎が体中をめぐることは
わかっている。
大人の恋なんて言い放てる、そんな人間じゃない、私は。
でも、あの人に抱かれたい。あの人に貫かれたい。
あの人を受け入れてみたい。なんて、思う。
本当に、また2人で行くんだろうか。
あれが、最後になってしまうんだろうか。
職場で、なんとなく冷たくするのは、
近づきすぎた故の戸惑い?
それとも、飽きた?
前者だと祈る私と、期待してはいけないと叱る私。
誰かが言った「期待は失望の母」そのとおりだ。
期待するな。
終わったと思っておけ。
仕方ない。
もともと始まっちゃいけなかったんだ。
性欲しか、あの人に求めていない。
愛でも恋でもない。
キスに溺れているだけ。
目が覚めるまで、せめて自分を抑え込んでくれ、自分よ。
家庭なんてほしくない。結婚なんて望まない。
ただ、あの人とずっとずっとずっとキスしていた。
言葉を交わさない瞬間は、すべてキスで埋めていた。
たくさんたくさんキスをして、それしかなかった。
抱き合った。
抱きしめてくれた。
何回、キスしただろう。
私よりずっと強いと思っていたあの人の心が、
少しでも、私と同じように揺れていたことが意外だった。
「亜由原とキスしてから、正直、どうしていいか
わからない。今までみたいに気軽に話しかけられない
・・・でも、すごく気にしてしまう」
なんて。中学生みたい。
あんなに近づいたように思った日から1週間。
やっぱり、あの人はオトナで強い。
職場だから、そんなムードの欠片も出せるわけないけど、
私もあの人も、どんどん「あの頃」に戻れなくなっているのが
わかる。
ただただ純粋に上司を尊敬して、部下を信頼して、
同じ志で仕事に取り組んでいた頃には、戻れないってことを
私たちは肌で感じてる。
初めてキスした日から、もう道が逸れていた。
あの人の唇が大好きで、キスの感覚がたまらなくて、
正直、あんなに重ねた唇を思い返すだけで、濡れてくる。
あの人は最後の方は酔っていた。
酔っていながら、
「また2人で来よう」と何度か言っていた。
そのことが本当なら、きっと次は、セックスしてしまう
気がする。
あの人は、嘘か真か、浮気はしたことがないと言う。
妻も子も裏切らないのだと。
フーゾクは多めに見るとして。
あのキスは、あのハグは、浮気じゃないの?
「亜由原と最後までいきたいと思った。でも、あまりにも
近くにいすぎて、毎日顔を合わせながら仕事をするなんて、
意識しすぎてできなくなってしまう、だからヤメといた方が
いいと思った」
って。
でも、次は、きっと寝てしまうと思う。
あんなにお互いが高まっているのに、キスだけで本能を
抑え込むなんて不可能。
最後までいってしまえば、犯罪。
私もあの人も伴侶がある。
それでも、最後までいってみたい。
あの人と見る景色を、捨てきれない自分。
あのキスはズルい。一瞬で私を濡らす。
純粋に、あの人と一つになりたいと欲する自分。
「浮気はしない」というあの人の信条を破ってやろうとする
意地悪な自分。
もはやファミリーになってしまった夫には、
求められない刺激を求める自分。
セックスの瞬間が最高なのは火を見るより明らかで、
その後のもがくような苦しみを恐れる、怖がりな自分。
一度抱かれたら、ますます苦しみは強くなる。
「もう一度、いつ抱いてくれるんだろう」
「もしかして一度きりでポイか」
なんて、ぐるぐると消えない灰色の炎が体中をめぐることは
わかっている。
大人の恋なんて言い放てる、そんな人間じゃない、私は。
でも、あの人に抱かれたい。あの人に貫かれたい。
あの人を受け入れてみたい。なんて、思う。
本当に、また2人で行くんだろうか。
あれが、最後になってしまうんだろうか。
職場で、なんとなく冷たくするのは、
近づきすぎた故の戸惑い?
それとも、飽きた?
前者だと祈る私と、期待してはいけないと叱る私。
誰かが言った「期待は失望の母」そのとおりだ。
期待するな。
終わったと思っておけ。
仕方ない。
もともと始まっちゃいけなかったんだ。
性欲しか、あの人に求めていない。
愛でも恋でもない。
キスに溺れているだけ。
目が覚めるまで、せめて自分を抑え込んでくれ、自分よ。
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